まず皆さんにお詫び申し上げます。前回の最後に、今回の金子の服装を「予言」したのですが、残念ながらはずれてしまいました。ということは、前回の「文化のコーナー」はいつ収録されたのでしょうか。謎が深まるばかりです。
さて、前回同様、今回もオープニングの「花びら」がなかったのですが、それに気を取られてオープニングのもう一つの変化に気付きませんでした。前回から金子の挨拶が「みなさんこんにちは」から「(あなた方)こんにちは」に戻っていたのです。因みに、エンディングはまた新しい曲に変わっていました。
オープニングコントで、盧思小姐が「来週は上海で同窓会があるのよ」と言いながら登場するのですが、手にしている旅行ガイドブックをよく見ると、表紙に「北京」の文字が!ツッコミを入れられるために持参したとしか思えぬ演出です。
陳老師の教室は楽しそうです。陳老師、何を血迷ったか金子に突然百万円の札束を手渡します。金子は次から次へと「温泉に行きたい」「旅行に行きたい」などと口走るのですが、恐らく陳老師は「〜したくない」という否定形を言わせようとしていたと思われます。まさかこれは買うまいと思い、陳老師「おうちを買いたいですか?答えて。本当の話」と迫るのですが、金子はすかさず「おうちを買いたい」と答えます。否定形が引き出せなかった陳老師、「この人、何でも欲しいんですね」と苦笑しつつ、暗に「一つくらい否定形で答えないと授業にならないだろう」と困っています。金子は陳老師の気持ちを無視するかの如く、「言わせておいてなんですか!そりゃあもう男の夢ですよ」と反論します。さらに金子は追い打ちをかけるように「温泉に行きたい(強い意思)」とまで言うので、陳老師は自ら否定形を提示するために、「私は忙しいから温泉に行きたくない」と答えてしまいました。
ところで、今日のキーフレーズはとにかく長いです。今まで一番長かった「まずビールを2本とオレンジジュースを1杯」が漢字9文字だったのですが、今回の「上海行きのチケットを2枚予約したい」は、それを上回る漢字10文字です。陳老子がキーフレーズを提示するや否や、金子が「長ーーーい!」と叫び、陳老師が「頑張ろぉ」となだめるのですが、当の陳老師が、長いキーフレーズを言い終わらないうちに思わず笑ってしまいます。最もここで笑ってはいけない人なのに…。
スキットでは、初めてフィルムの早回しという高等技術が用いられました。謎の男・Kマンが飛行機の模型を手にして動き回るシーンなのですが、何もこんな場面でそんな技術を使わなくても…。それにしても、いつもキーフレーズを大声で叫ぶKマン、今回は叫ばずに普通の声でキーフレーズを語っています。Kマンの素の声を聞いたのは初めてかもしれません。
金子、盧思小姐、熙寧のコントでは、盧思小姐の学生時代の写真が公開されます。確かに顔も似ていれば、爆乳ぶりも今と変わりません。服の上から乳の張り具合が一目瞭然です。といっても私はいわゆる「おっぱい星人」ではないので、だからどうだという事もないのですが…。
発音コーナー、どういう訳か金子が口上を述べている間、熙寧一人は横を向いて歯を見せて笑っています。いったい誰と何を笑っていたのでしょうか?
さて、今日のスキットは、上海行きのチケットを2枚予約するヒロインに対して、ナレーションが「誰と行くのかな?」とツッコミを入れていました。私はそれ以上に、コントで盧思小姐が、同窓会のために「上海行きのチケットを2枚」だとか、冬のソナタのロケ地を訪れるために「ソウル行きのチケットを2枚」だとか、必ず2枚で申し込んでいるのを見て「誰と行くのかな?」とツッコミを入れずにはおれませんでした。